
○○忍冬
忍冬…なんとも日本らしいお名前。演歌の世界だ。
冬を耐え忍び常緑を保つ葉。こぶしがまわる。
そんな忍冬/スイカズラの花は咲き始めは白、そして直ぐに黄色へと変化。
緑に白い花と、黄色い花。
清々しいわね。





そして匂忍冬/ハニーサックルはなんと
蕾がピンク、咲き始めは白、そして黄色に変化するのですって。
緑に、ピンク、白、黄色。
愛らしい雰囲気ね。

薬用植物園のスイカズラは二ヶ所あって、こちらは生育が今ひとつだったので、そっと見守っていました。
が、ここにきて蕾を見たら赤いじゃないですか‼︎
『もしかして、匂忍冬かも』
期待してしまいます。

⬇︎間違いないです。ニオイニンドウ、ハニーサックルです。




追記 : 2025.05.25
間違ってました。
ウィリアム•モリスのテキスタイルで『honeysuckle/スイカズラ』があります。

これを見た時に
『ツキヌキニンドウとスイカズラを足したみたいね』
はい、この姿こそが honeysuckle/匂忍冬 なのです。
『間違いないです。ニオイニンドウ、ハニーサックルです。』は間違いです。
というわけで、改めて匂忍冬/ニオイニンドウを探しましょうね。
匂忍冬
翻訳について
The Song of the Honeysuckle Fairy
こちら、曲がありますよ。
それでね、音楽にしてくれる心強いお友だちが、以前にもお話ししました通り『対 fairy会議』を曲毎にしてくれているのだけど、
『この子は気難しいのかしら?』
と、クエスチョンをくださいました。
私は訳していて、そんな感じは抱いていませんでしたのでね、
『何故そう感じたのかしら?』
とても面白いわ‼︎
とても楽しいわ‼︎
とても嬉しいわ‼︎
翻訳していると、英単語に含まれるいろんな日本語の中から
『私はこれだ』
って思うニュアンスのものを組み上げていくと、植物の特性や雰囲気、場所、自分の経験値などで異なったものになっていくものよね。
シシリーはどう感じているかしら?
という、シシリーに対してのリスペクトを大切にしていれば、大きくは外れないですよね。
ですから『ほぼ直訳』を先ずは大切に作った後で、
『自分で楽しむための訳』をお楽しみとしてつくります。

冬、土手のあちらこちらの地面からニョキニョキ芽が出てます。
花の季節にはどうなっているかしらね。
また、会いにきますね。
追記 : 2025.05.14


ちょっとした雑木林や草むらやフェンスで見られるのですね。
シシリーflowerとして出会う前は気に留めていなかったから気付けなかったのね。
book
the honeysuckle fairy
ハニーサックルのお仲間の『突抜忍冬/ツキヌキニンドウ』が、ご近所さんフェンスにかっこよく居ます。
いつだって上を向いています。

And clinging, twisting, up I creep,
And climb towards the sky!
しがみついて、ねじれて、這い上がり
そして、空に向かって登る!

あら、まさに同じ様よ‼︎
そして、シシリーflower のハニーサックルは『匂』忍冬。
忍冬/スイカズラは日本原産。
匂忍冬/ハニーサックルはヨーロッパ原産。
忍冬も良い香りですよ。
でも『匂』忍冬、それ以上ってことね!
Where I my honey-trumpets blow,
Whose sweetness fills the air.
私が甘いトランペットを吹くと、
辺りは甘い香りで満たされる
わくわくしますね。
私もハニーサックルの甘いステキな香りに包まれてみたいものです。
追記 : 2025.05.11
トリトンスクエアでたくさんの植物を次から次へとみている中で、
『この良い香りは何のかしら?』
香りの元まで到達するまで時間がかかりましたよ。
香りを遠くまで届ける事ができるのね。

ハニーサックルの前で香りを十分楽しませてもらいました。