ジャスミン…
とても遠くからでも風に乗って香りが運ばれるので、
『何処からなの?』ってキョロキョロしてしまいますよね。
『ジャスミンティー』って庭先でよく見かけるジャスミンではない事をご存知ですか?
私は全く知りませんでした。
昨年お隣さんが『茉莉花』をお迎えした時にその情報を初めて教えていただきました。
ジャスミンティーのジャスミンとは、
モクセイ科の茉莉花(マツリカ)、アラビアジャスミンの事です。
ジャスミンティーって、香りをパンパンに溜め込んだ蕾の茉莉花(アラビアジャスミン)を茶葉と重ねて香りを移すのですよ。
移したあとの茉莉花は処分します。
ですので、高級ジャスミンティーの茶葉にはお花(蕾)は入っていないのですって。
フラを習っている人ならば『ピカケ』聴いたことありますよね。
book
the jasmine fairy
シシリーflowerの jasmine は、葉っぱの形から見たところ…ロイヤルジャスミかしら。
お花は7〜11月ごろ。花期がしっかりと長いですね。
よく見かけるハゴロモジャスミンは5月頃。
jasmine はペルシャ語の『神様からの贈り物』が語源です。
高級香水の原料となります。
そして夜、香りは益々強くなります。 …但し、この情報は余り載せている人がいないのでそう感じるだけなのかなとも思っています。
poemの後半は夜の部です。
And twilight deepens, till
The darkness comes—then, still,
The glimmering Jasmine white
Gives fragrance to the night
夕暮れが深まり
暗闇がやってくる — それでも
きらめく白いジャスミンは
夜に香りを捧げます
と、凄くあっさりしています。
そっかぁ、シシリーも
『夜が深まるごとに香りが濃くなります』
とか
『夜は更に濃厚な香りを捧げます』
とはお伝えしないのですね。