大まかな西洋史
| 古代 ~5世紀 | ギリシャ、ローマの時代 |
| 中世 5~15世紀 | キリスト教の時代、騎士 |
| 近世 15末~18後半 | ❶ルネサンス ❷絶対王政 ❸大航海時代 |
| 近代 18後半~20半ば | 革命、民衆、工業 |
| 現代 WWII後~ | グローバル化、冷戦、IT |
YouTube
アトリビュートや象徴を調べていた時に出会ったyoutube『こやぎ先生の美術ちゃんねる』。
1️⃣1動画が10~20分くらいの私の集中力に丁度合う
2️⃣取り上げる作品に惹かれる
3️⃣トピックに惹かれる
そして、なんといってもタイトルが面白い‼︎
こんな感覚で絵画に触れて…楽しそう。
過去動画から順々に観ています(古参プレイって言うの?)。
初回のテーマはボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』です。

⬇︎おしゃれなお友だちにいただいた、
おしゃれな雑貨が入った
おしゃれな袋がこの天使ちゃんたちで…
もう何年も大切にしていました。
こやぎ先生の授業で
『サイゼリアの天使の全容』ってのを見て…

⬇︎初めてシスティーナの聖母の一部だと知りました。

システィーナの聖母…システィーナ礼拝堂にいらっしゃる聖母…って勝手に解釈してして…、
システィーナ礼拝堂(バチカン)の何処を探しても見つからない‼︎
➡︎ドイツにいらっしゃいます。
座学 2025.12
クリスマスにちなんだ中世~ルネサンス期西洋絵画を座学で、
後日、国立西洋美術館へ一緒にいってみよう。
(友だちと)
面白そうな企画がありましたので参加してみました。
講師はフィレンチェ公認観光ガイドの方です。
クリスマスにちなんで…なので、キリストの生まれる前から受難までの絵画の鑑賞の仕方を教えて頂きました。
例えば、⬇︎絵はマリアとイエスと…


聖家族と聖アンナと幼児聖ヨハネ 1545~1546

東方三博士の礼拝 1628-1629

| イエス | イバラの冠 釘 小鳥 |
| マリア | 青い羽織(中は赤い) 聖書を持つ 百合 星 三日月 |
| 洗礼者ヨハネ | 毛皮 葦のステッキとラテン語で『ECCE AGNUS DEI』と書かれた巻かれたリボン(見よ、神の仔羊) |
| エリザベツ | |
| ヨセフ | 黄色い羽織 花の咲いた杖 |
| アンナ | |
| 東方三博士 | 老年•壮年•若年 人種多様 |
| ザクロ | 血、復活 教会の結束 |
| ユリ | 純潔、受胎告知 |
| リンゴ | 原罪 罪の引き受けと救済 |
一番興味深かったのは、キリスト教の祝日と、太陽の運行が関わっている事でした。
先ずは、初めて聞いた言葉を調べてっと…
無原罪の御宿り : マリアが母アンナの胎に宿ったこと
ではでは、じっくり調べてみましょう。
| 春分の日3/25 | 受胎告知の日 |
| 夏至6/24 | 洗礼者ヨハネ誕生日 |
| 秋分の日9/8 | マリア誕生日 |
| 冬至12/8ユリウス暦(1582の前) | 無原罪の御宿り |
| 冬至12/25ユリウス暦(BC45ごろ) | キリスト誕生日 |
⬇︎ユリウス暦からグレゴリオ暦への移行と、
暦と実際とのズレ
| BC45 / ユリウス暦の制定 |
| 336 / ローマがキリスト教を公認。 ローマ教会が12/25をクリスマスの祝日とした。 |
| 12~13世紀 / マリア信仰高まる。 マリアの誕生日が9/8との認識が既に広がっていた。 |
| 1582の前 / ユリウス暦の初めは12/25が冬至であったが、実際は12/10ごろまでズレ込んでいた。 ➡︎逆算すると12/8にマリアがアンナ胎に宿った。 ➡︎冬至に近いね。 |
| 1582 / グレゴリオ暦制定。冬至は12/21だが、キリストの誕生日=クリスマス=12/25の変更はしなかった。 |
12月25日をキリストの誕生日とした経緯
古代ローマのユリウス暦がBC45に制定された当初、12月25日は天文学的な冬至として計算されていました。
キリスト教がローマで公認された当時(336)、
ローマで絶大な人気あったのは太陽神ミトラス。その誕生日が12月25日で祝日でした。
『不敗の太陽神ミトラス』と呼ばれる。
キリスト教を広めるために対抗策として、
『真の太陽(キリスト)の誕生日も12月25日』と被せた。
暗い冬…12月25日から太陽の光が増していく
…希望の光
キリスト教は先行して大人気の神の誕生日(冬至12/25)を被せることにより、受け入れやすい暦のストーリーをつくる。
1️⃣
◉クリスマス(冬至12/25)…ユリウス暦で固定
◉受胎告知(春分の日3/25)…ユリウス暦で固定
◉イースター(3/21+満月+最初の日曜日)…移動
ユリウス暦で伝統的な日付けを固定したり、
グレゴリオ暦をもとにユダヤ教の伝統的な日付けの割り出し(太陽暦と太陰暦)をしたり。
しかし、複雑なのだけど調べるにしたがって何故かパズルが解けていくようで面白い。
2️⃣命が宿り誕生する…9ヶ月の美学
◉マリアは最も暗い季節から、希望の光が増していく転換の日、冬至(12/8)に…無原罪の御宿り
◉イエスは希望、喜びの始まりの日、春分の日(3/25)に…受胎告知
宇宙の自然の大きなリズム(摂理)と聖なる物語(教義)が融合しているのですね。
キリスト教も太陽の運行(二至二分)と教義の根幹をこんなに融合させていたとは…、
知りませんでした。
いざ美術館へ‼︎
座学を共に受けたお友だちと上野の国立西洋美術館の常設展へ行ってきました。
あらっ!
この右下のお花は
シシリーflowerの Columbine/西洋オダマキ
じゃないかしら。
確か、鳩が…、

玉座の聖母子

何羽もの鳩が頭を突き合わせているよう…
鳩のような…という意味のColumbine/コロンバイン。
『鳩』は精霊を表します。

でもね、黒いのよね。
黒い鳩。
人類にとってはイエス誕生は善い知らせだけど、
イエスにとっては苦難の始まり。
…そんなこれからのイエスの受難までの道のりを暗示しているのかしら…。
ん、考えすぎかしら?
因みに、左下の植物はわかりません。
⬇︎次は東方三博士が王(救い主)へお祝いに来たことろ。
ここへ来る前ヘロデ王に
『王がお生まれになった』って要らぬことを言って、この後の悲劇の引き金となります。

この絵がもし教会に飾ってあったら…
…うん、もっともっと荘厳さは増すわね‼︎
凛とした空気感とか、光の差し込み方とかがね、
やっぱり場所って大切だなって思う事がありますね、はい。

⬆︎今日一、美しいマリアさまです。

⬇︎シシリーflowerが嬉しくてエントリー。
チューリップ、バラ 3種類、水仙 3種類

コルネリス・スフート
他に、フリチラリア、スパニッシュブルーベルかな?



清々しい青空…いいですね。
天に突き刺さるみたいに真っ直ぐなポプラ。
こんなにしっかりと刈り上げられて、幹が丸出しで、気持ちいい。
中学生みたいな…若々しいエネルギーを感じる。
あゝ、気持ちいい‼︎

そうそう丸井のエポスカードって今(2025)は初回はこの絵を選べるはずよ。
他にも私の好きな美術品がラインナップされていたはず。



さぁ、この後は黒と白の世界をお届け。
版画
⬇︎聖母子、三日月、星(12)、溢れる光

⬇︎イエスの誕生、マリア、ヨセフ、羊飼い、天使、厩(うまや)…日本では馬屋、馬小屋ってなるのだけど、
元々は厩は家畜を飼う小屋ってことだったのですが、
今では『馬』と限定されるようになったため、
日本では『イエスさまは馬小屋で生まれた』って事になっているようです。
たまたま私もお友だちもカトリック系の幼稚園に通っていたので絵を見て馬の居ない馬小屋に『?』となっていました。
先生が見せてくださった絵も、今日見たこの版画も馬は居ない、馬小屋じゃない、ロバと牛が描かれています。
当時(BC7〜4)の家畜状況を調べてみたらば、
一般人は馬は持っていません。
牛、ロバ、羊です。
馬は高価で王族や軍が扱うものです。
そしてベツレヘム(現在のパレスチナ)では家畜は建てた小屋ではなくて、
洞窟で飼うのが一般的だったようです。

⬇︎エジプト逃避。
左端にあるのはナツメヤシ?
受難の前、エルサレム入場の際にはナツメヤシの葉を道に敷いて民衆がイエスを迎えたエピソードがありますよね。

いつの間にやら閉館時間。
普段は陽の光の中で見るロダンの『地獄の門』を、
下からのライトアップで見られました。
これは超感動。
門の後ろは落葉した木が不気味さをさらに演出していて、ナイス。




