すずらん Alphabet12/24

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なんと愛らしいお姿でしょう。
みんなが知っててね。

何年か前まで我が小さな日陰の庭でも育てていましたよ。
花付きは良くはなかったわね。

book

the lily of the valley fairy

雪のように白い小さなベルが、まるで遠くで鳴っているかのような小さな小さな音、きっと囁くような声の…
そして、何処にいてもみんなに平等に聞こえてきます。

お名前が『lily of the valley/ 渓谷で咲く百合』
又の名を『ladders to heave/ 天国への梯子』
美しすぎでしょ。

みんなに平等で優しく美しく…。

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追記 : 2025.03.09
日曜の朝はNHKの趣味の園芸
今日は『日本の春花物語』

すずらんの事を少し。
江戸時代後期に描かれた植物書物『草木図説』を見せてくださいました。
鈴蘭/スズラン と紹介されていた花は今で言うなら カキラン 。

江戸時代には、今のすずらんの事を
君懸草/キミカケソウ
君影草/キミカゲソウ
こちらも素敵なお名前ですね。
『今でもそっとあなたの事を思っています』
って感じかしら。

地域ごとにいろんな名前で呼ばれていたであろう『花』を、一つの名前に統一していく作業を地道にされていたのであろう人の一人が、牧野富太郎さんなんでしょうね。


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