続き
『ハナミズキ』だと思ってました。
dogwoodと調べればハナミズキだと出てくるし、イラストの葉っぱを見てもそうだと思っていました。
…が、前にも書いたように『黒いまぁるい実』がね。
いろんな人が撮ったハナミズキの写真を見ても赤い楕円形の実が一点に集まってるんですよね。
えっ、シシリー、やっちゃった⁈
初めは黒い実のアロニアにハナミズキの葉っぱを合体させたのかと思いました。
ヒント
ただね、poemに
”on stalks turning red”
とあるのです。
アロニアにもハナミズキにも枝が赤く変わる性質があるとの記述が何処を探してもありませんでした。
シシリーはよく別名をお知らせしてくれています。
今回の糸口は『cornel』でした。
cornel : ミズキ、ヤマボウシ
“ミズキ” って ”ハナミズキ” の事だと思っていたのだけど、調べていくうちに『ミズキ』という異なる木があるのだと初めて知りました。
book
the dogwood fairy
ミズキ科 ミズキ属 ミズキ
ミズキの中のミズキ‼︎
シシリー、やっと辿り着きました。
疑った私を許してね。
on stalks turning red
はい、その記述も見つけました。
若枝が冬には色鮮やかな紅色を帯びるというのです。
シシリーは、私(dogwood)を探す目印にしてねと、『紅い若枝』をあげています。
ミズキの赤い新しい小枝は全てがグンっと上向いています。
冬、葉が落ちた木々の中でミズキの色鮮やかな紅い若枝や上に向く赤く新しい小枝に、シシリーは溢れる生命力や輝きを見つけたのでしょうね。
dogwood : ミズキ科の総称で使われることがある
table dogwood : ミズキ(水木)
flower dogwood : ハナミズキ(花水木)
因みに、春先に枝を切ると水が滴り落ちるほどである事から『水木』なんだって。