水木 Autumn08/24

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続き

『ハナミズキ』だと思ってました。

dogwoodと調べればハナミズキだと出てくるし、イラストの葉っぱを見てもそうだと思っていました。
…が、前にも書いたように『黒いまぁるい実』がね。

いろんな人が撮ったハナミズキの写真を見ても赤い楕円形の実が一点に集まってるんですよね。

えっ、シシリー、やっちゃった⁈

初めは黒い実のアロニアにハナミズキの葉っぱを合体させたのかと思いました。

ヒント

ただね、poemに
”on stalks turning red”
とあるのです。
アロニアにもハナミズキにも枝が赤く変わる性質があるとの記述が何処を探してもありませんでした。

シシリーはよく別名をお知らせしてくれています。
今回の糸口は『cornel』でした。
cornel : ミズキ、ヤマボウシ

“ミズキ” って ”ハナミズキ” の事だと思っていたのだけど、調べていくうちに『ミズキ』という異なる木があるのだと初めて知りました。

昭和記念公園 2024.09.27
野川公園 2024.11.24
野川の秋 2024
彩の森入間公園 2025.06.02

⬆︎ いよいよ水木の実が良い感じになってきました。
あとは、色づくのを待つだけです。
楽しみ。

彩の森入間公園 2025.06.02

⬆︎ 手前が水木で奥には姫りんごが居ますよ。

姫りんご 2025.06.02
姫りんご 彩の森入間公園 2025.06.02

そうだ、彩の森入間公園で挨拶する木の一覧を作っておこう。
彩の森入間公園 へ

book

the dogwood fairy

ミズキ科 ミズキ属 ミズキ

ミズキの中のミズキ‼︎
シシリー、やっと辿り着きました。
疑った私を許してね。

on stalks turning red

はい、その記述も見つけました。
若枝が冬には色鮮やかな紅色を帯びるというのです。

シシリーは、私(dogwood)を探す目印にしてねと、『紅い若枝』をあげています。

ミズキの赤い新しい小枝は全てがグンっと上向いています。

2025.03.14 寒い地域なばもっと赤い

冬、葉が落ちた木々の中でミズキの色鮮やかな紅い若枝や上に向く赤く新しい小枝に、シシリーは溢れる生命力や輝きを見つけたのでしょうね。

2025.03.14 満月 上を向く赤い小枝たち

dogwood : ミズキ科の総称で使われることがある
table dogwood : ミズキ(水木)
flower dogwood : ハナミズキ(花水木)

日本では、その鮮やかな紅い縁起の良い枝を使って小正月(1月15日)用に「繭玉飾り」を飾ります。
地域によっては「ミズキ団子」ともいう。
餅花の事ですね。

因みに、春先に枝を切ると水が滴り落ちるほどである事から『水木』なんだって。

追記 2025.04.28
待ってました。
期待をうんと上回る素晴らしさ‼︎

2025.04.28
2025.04.28 水木のトンネルの中
2025.04.28
2025.04.28

紅葉橋と水木橋の間は50mくらいあるかしら。
水木が野川に向かって枝垂れています。
それはそれは見事で、豪華で、美しくて。
水木のあたりはとても甘い良い香りで、水木のトンネルの小道の中は、もっともっとで、香りに包まれるほどなのよ。

四周しました。

2025.04.28 紅葉橋の上から
2025.04.28
2025.04.28 野川を挟んで

花水木 へ

door

西洋水木

追記 : 2025.03.10
昨日、水木の追跡調査中に、日本の水木とは別に、西洋水木という種が存在している事を知りました。

1991年に見つかった通称アイスマン(B.C.3500頃)が持っていた矢がこの西洋水木製なのですって。

シシリーも言っています。

I was a warrior,
 When, long ago,
Arrows of Dogwood
 Flew from the bow.

ずっと昔、
弓から水木の矢が放たれていた頃、
私は戦士でした。

って。
でも、まさかシシリーだって
『えっ、そんなに前からだったの!?』
って思うのじゃないかな。
いえいえ、シシリーなら妖精から聴いていたかも。

因みに、アイスマンの所持していた(実際には周りに散らばっていたものも含めて)サバイバルグッズは、

弓はイチイ(作りかけ)180cm程
一見、槍とか杖に見えてたのがまだ弦を張る溝も作られていない弓。
ずっとずっと後のイングランドの兵士はイチイで作った大型の弓で勝利した。

矢は14本で(直ぐに使える物は2本)、
柄はガマズミ/Viburnum lantana
その先(接ぎ穂)がミズキ
矢尻は火打ち石。

矢筒の枠はハシバミ

短刀も持っていました。
持ち手はトネリコ
ナイフ部分は火打ち石。

斧の刃は銅製(新石器時代から青銅器時代の過渡期)。
銅製の武器が持てるほどの権力者だったのかな?
不思議と斧の木の部分の話は探しても探しても出てきません。

アイスマンの現在致命傷だと言われている左肩には、持っていた矢とおなじ火打ち石製の矢尻が刺さったままです。
辺りには柄の部分が無かったので
『証拠隠滅の為持ち去った』
との説がありましたよ。

追記 : 2025.06.05
代々木公園にお目当てのシカモア西洋トネリコ欧州白樺有りとの情報が。
そこで偶然にも西洋水木に出会いました。
なんと嬉しいことでしょう。

残念ながらシカモア西洋トネリコには会えませんでした。

代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.05.22
西洋水木 代々木公園 2025.06.05
2025.06.05

幹の様子が日本の水木とはかなり違いますね。
花も日本の水木は四月、西洋水木は夏なんですね。

bloodtwig dogwood/血の小枝の水木
こんな別名もありましたよ。
poemでも、冬の真っ赤な小枝が目印の私を見つけてって…ね。
夏の真っ白な花も見たいし、
秋には葉が紅葉して、実は紫黒色。
冬の真っ赤な小枝にも会いたいな。

bloodtwig dogwood で画像検索してみてください。
西洋水木を小さく仕立てて、冬の真っ赤な小枝を活かした植栽がお見事です。

イングリッシュガーデン

2025.05.28
2025.05.28
2025.05.28
2025.05.28
2025.05.28
手前はマロニエの葉 2025.05.28


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