『矢車菊』と『矢車草』をお間違えなくね。
book
the cornflower fairy
超アイドルポーズ‼︎
昔も今も変わらぬ『blue』
園芸品種『Blue Boy』からもわかるように矢車菊といえば、この変わらぬ『blue』なのでしょうね。
さりげなく ”a Boy Blue” とかけてくるところがシシリー流ね‼︎
poemの出だしは ’Mid なのだけど、ポピーちゃんや小麦ちゃんと一緒にいるけど、どうしたって目立っちゃう生まれながらの『超アイドル』矢車菊‼︎
なんてシシリーは思っていたりして。
という心持ちで翻訳していました。
ところで、cornflower…なんでコーン?
って思っていたけど、翻訳してて思ったのは『小麦の季節に一緒に咲くお花』が由来だったりして。
いえいえ、違いました。
cornflowerの由来は、かつて小麦畑で小麦と一緒に生えていた花(雑草)
ということでした。
そのあとイギリスの小麦畑の写真を見て、もしやポピーも野原でゆらゆら咲くだけじゃなくて、ポピー畑があるの?
はい、ありました。scarlet(真っ赤な)ポピー畑が。
そうなると最初の翻訳がお間抜けでした。
畑の中で雑草として ”born” する矢車草。
’Mid は畑の中ででもたくましく生き抜いているってことなのね。
そうなると…
poemの対比が実にステキ。
真っ赤なポピー畑の中の青い矢車菊
黄金色の小麦畑の中の青い矢車菊
広い広い空間
vs
色とりどり花
あらゆる種類の花
仕切られたガーデン
vs
今も昔も変わらない青い矢車菊