
『矢車菊』と『矢車草』をお間違えなくね。


『花』が矢車みたいね矢車菊
『葉っぱ』が矢車みたいね矢車草
book
the cornflower fairy
超アイドルポーズ‼︎
昔も今も変わらぬ『blue』
園芸品種『Blue Boy』からもわかるように矢車菊といえば、この変わらぬ『blue』なのでしょうね。
さりげなく ”a Boy Blue” とかけてくるところがシシリー流ね‼︎

poemの出だしは ’Mid なのだけど、ポピーちゃんや小麦ちゃんと一緒にいるけど、どうしたって目立っちゃう生まれながらの『超アイドル』矢車菊‼︎
なんてシシリーは思っていたりして。
という心持ちで翻訳していました。
ところで、cornflower…なんでコーン?
って思っていたけど、翻訳してて思ったのは『小麦の季節に一緒に咲くお花』が由来だったりして。
いえいえ、違いました。
cornflowerの由来は、かつて小麦畑で小麦と一緒に生えていた花(雑草)
ということでした。
そのあとイギリスの小麦畑の写真を見て、もしやポピーも野原でゆらゆら咲くだけじゃなくて、ポピー畑があるの?
はい、ありました。scarlet(真っ赤な)ポピー畑が。
そうなると最初の翻訳がお間抜けでした。
畑の中で雑草として ”born” する矢車草。
’Mid は畑の中ででもたくましく生き抜いているってことなのね。
そうなると…
poemの対比が実にステキ。
真っ赤なポピー畑の中の青い矢車菊
黄金色の小麦畑の中の青い矢車菊
広い広い空間
vs
色とりどり花
あらゆる種類の花
仕切られたガーデン
vs
今も昔も変わらない青い矢車菊


ツタンカーメン
追記: 2026.03.17
エジプトに興味を持ったきっかけは、
小学生で読み始めたマンガ、『王家の紋章』。
その中でツタンカーメンをモデルにしているであろうメンフィス王のミイラの傍にヤグルマギクの小さな花束をお姉さんが置く、心がキュッとするシーンがありました。
その後、本当にツタンカーメンの棺からは矢車菊の花束が見つかっていると知りました。
時は流れ…、
なんだか雲行きが怪しい。
どうやら『ヤグルマギクもあった』が、正しい。
そして花束ではなく花のガーランドやリースの額飾りや首飾り、襟飾り。
1️⃣厨子の中には2️⃣厨子。
その中にも3️⃣厨子。
その中にも4️⃣厨子。
4️⃣厨子の中には5️⃣石棺。
5️⃣石棺を開けると…
…6️⃣黄金色の木製人型棺(第一人型棺)
額飾り(ハゲワシとコブラ)には小さな花輪がかかっていました。
◉ヤグルマギクの花びら
◉オリーブの葉
◉ヤナギの葉(確定ではない)
◉ハスの花びら(確定ではない)
6️⃣黄金色の木製人型棺(第一人型棺)を開けると…
…7️⃣色とりどりの木製人型棺(第二人型棺)。
その7️⃣第二人型棺を開けると…
…8️⃣リネン包まれた純金製の第三人型棺
リネンには、
◉ヤグルマギク
◉オリーブの葉
◉ブルーロータス(誤訳で蓮になってるけど睡蓮です)
◉ギョリュウ
◉セロリの葉
で作られた、花輪やガーランドが縫い付けてあったり、置かれたり。
その8️⃣純金製の第三人型棺を開けると…
…幾重にもリネンかけられています。
純金製の第三人型棺にはバケツ二杯分程の香油(芳香性の樹脂)が流し込まれており固まっていたため、
リネンを丁寧に剥がす作業が入ります。
重なるリネンの間からは植物や、宝石や金の装飾品が出てきます。
そしていよいよ
9️⃣黄金のマスク
黄金のマスクの胸元には植物で作られた豪華な、
それはそれは豪華な襟飾り(ウェセク)がありました。(パピルスの茎の芯で土台を作る)
◉ヤグルマギクの花びら、
◉ブルーロータス、ホワイトロータスの織り込んだ花びら、
◉ベニバナ
◉オリーブの葉、
◉ヤナギ葉、
◉ピクノモン(トゲアザミの一種)の紫色の花と黄色い棘、
◉野生のセロリ、
◉マンドレイクの小さな黄色い果実(ハリーポッターで出てくる?)
ハワード•カーターは
5️⃣石棺を開け、
6️⃣第一人型棺が見えた時
『微かに青が残るヤグルマギク』で作られた
『a tiny wreath of flowers/小さなお花のリース』
が印象的だった為、エピソードとして話したり、記したり。
その微かに残った青に3000年もの時を超えたきた、
今、この瞬間まで、
石棺を開ける瞬間まで微かに繋がれてきた『命』を見たのだと思います。

印象的なエピソードの『ヤグルマギク』と、
『a tiny wreath of flowers』の誤訳と、
日本の故人への花の手向け方の文化とが、
『ヤグルマギクの花束を棺にそっと入れて…』と、ドラマチックに日本で長く語られ続けてしまうのでしょうね。
どうやら、海外ではそんな話はしないみたい。
因みに、
◉ヤグルマギクの花
◉ブルーロータスの花
◉マンドレイクの黄色い実
◉カミツレの花 など
埋葬で使われた植物の採取はエジプトでは3月~4月。
王のミイラの制作、埋葬は厳格な儀式の手順が通常70日間を要します。
逆算すると、
ツタンカーメンの死亡時期12~1月ごろとなる。
外側から
1️⃣厨子
2️⃣厨子
3️⃣厨子
4️⃣厨子
⬇︎5️⃣石棺

⬇︎6️⃣第一人型棺
黄金色の木製人型棺


⬇︎7️⃣第二人型棺
色とりどりの木製人型棺(ベースは黄金色)


⬇︎8️⃣第三人型棺
黄金のマスクを被ったミイラが納められた純金製の人型棺

⬇︎9️⃣黄金のマスクを被ったツタンカーメン(ミイラ)

スーパーレプリカの黄金のマスクのお顔は、
幼い感じがしました。
本物より3300年程も若いんだものね。
(在位BC1335~BC1327)
