
婆羅門菊/バラモンギク, 婆羅門参/バラモンジン
あっ、それなら聞いたことあるような気がする。
紫色の花が咲く婆羅門参。根っこは食べられるのですって。
元々は薬用, 食用で日本に入ってきて、今では完全なる帰化植物。
その、黄色い花版が黄花婆羅門参。
お花は午前中、いえいえ、9時半には閉じちゃうよっておっしゃる方も。
『そっか、それで Jack-go-to-bed-at-noon なんだね』
ネーミングの謎が解けました‼︎

花の大きさはたんぽぽくらい、いやいや、たんぽぽより小さいかな。

もう眠りにつくのね。
※ムギナデシコの名で、全く別の植物があります。
book
the jack-go-to-bed-at-noon fairy


イングランドの子どもの遊びで
たんぽぽの綿毛を何回で全てを吹き飛ばせるかで時間を当てる
というのがあるのですって‼︎
Blow my clocks to tell the time
spring11 西洋たんぽぽ でシシリーが教えてくれています。
Jack’ のpoemでも、
Twelve puffs!
とあります。
12回で綿毛が全て吹き飛んだ
…お昼の12時のお知らせなのだと思います。
さぁ、Jackはもう寝る時間。
お花をしっかり閉じて。
明日、朝おひさまが出たら、また会えるね。
まるで新しい花のようにまた大きく開いて、一日(午前中だけ)が始まる。
それまでおやすみなさい。

雑草だものね
追記 : 2025.05.21
所謂『雑草』で、道端や公園の隅っこなんかに生えている子を追跡調査している時、
『あっ、綺麗に整えられてる』
って事あるのよね。
大切だし有難い事なんだけど、
『あら残念』
ってなっちゃう。勝手だよね。
そして本日、今までで最大の出来事がありました。
黄花麦撫子の花からはとても想像出来ない大きさになる綿毛見たさに何日も何日も追跡していたのですが、ただ抜かれてほかられていて…。
※『ほかる』って方言なのね。『捨てる』の意
直ちに家に連れて帰り根っこごと水バケツの中へ。
さぁ、元気を取り戻してくれるかな?
私の背丈(160cm)くらいありますよ。


おおお、凄い凄い、開いてくれてる‼︎





こうして近くで見ると、凄く大きくて、種一つとってみても素晴らしい出来栄え。
遠く遠くへ飛ぶように、綿毛の傘の部分は、まるで布を張ってあるかのようになっていますよ。


大きい分、少しの風だって逃さないように工夫されているのね。