

lime tree/ライムツリー っていうから、ついうっかり柑橘類のライムかと思ってしまいますよね。
日本の菩提樹は西洋菩提樹とは近縁。
お釈迦さまが木の根元で悟りを開いたとされるその木はインド菩提樹、全くの別物です。
ただ、そんな謂れのある木をなんとか持ち帰りたくても気候が合わないということで中国では似た木を菩提樹とし、やがて中国の菩提樹が日本へも。




追記 : 2025.06.26
これだけ菩提樹を見てまわっていると、菩提樹に親近感が湧いていた。
普段は買わないであろう高級はちみつを
『リンデン』の名前に釣られて手に取っていました。

リトアニアのリンデン…
きっとlime treeよね…
スッキリした甘さの美味しい蜂蜜でした。
ライムツリーにたくさんのミツバチが集まっていたのを思い出します。
book
the lime tree fairy
シシリーは苞葉の事を
『the leaf-like sail /帆のような葉っぱ』
と表現しています。

この苞葉、種を飛ばす時に竹とんぼの如くくるくる回りながら、風を上手くとらえて長距離飛行をするのだそうですよ。
葉っぱはハートの形をしています。

fairyのコスチューム、ほんとに可愛いの。
バルーンタイプのミニスカートに、裾からのぞくおしべ飾り。
まぁるいボンボンがついた靴もステキ。
葉柄を軽く結えただけの帽子もよく似合っているわよね。
poemの最後は
So bees! bees! come while you may!
さぁ、さぁ、みつばちさん!
来られるうちに来てね!
来られるうちに来てね!
…ライムフラワーはすぐに散ってしまうからね、甘いご馳走にありつけるのはほんの短い時。
ほらほら、何回も何回でもいらっしゃいね。
なんて優しい…ライムツリーfairyちゃんがそっと伸ばした手の先には、みつばちがいますよ。
poemを読んでからイラストを見て…
初めて、みつばちの存在に気づきました。

科の木
追記 : 2025.05.14
ほら見て、シシリーの言ってる
『the leaf-like sail /帆のような葉っぱ』
を見つけました。


この木は東京都薬用植物園にある大きな大きなシナノキです。
西洋菩提樹はシナノキ科なので
『様子は似ているのかしら?』
と、以前より目をつけておりました。




⬆︎ 若くて、みずみずしくて、でも土台は揺るぎなくどっしりと構えていて。
素晴らしい姿勢ですね。

美しい出来立てほやほやの若緑色の帆。
こんなふうに出会えるタイミングがぴったり合うと
『私たち相性が良いわね』
と、勝手に嬉しくなるのです。




最高に可愛い
そして、優しい甘い香りが素敵









ホントに可愛らしいお花よね。
lime tree fairyのお洋服が最高にかわいいわけよね。
追記 : 2025.07.17
たくさんの実が付いていましたよ。

