lime tree/ライムツリー っていうから、ついうっかり柑橘類のライムかと思ってしまいますよね。
日本の菩提樹は西洋菩提樹とは近縁。
お釈迦さまが木の根元で悟りを開いたとされるその木はインド菩提樹、全くの別物です。
ただ、そんな謂れのある木をなんとか持ち帰りたくても気候が合わないということで中国に似た木を持ち帰り、やがて日本へも。
それを『菩提樹』と名付けたのでした。
book
the lime tree fairy
シシリーは苞葉の事を
『the leaf-like sail /葉っぱのような帆』
と表現しています。
この苞葉、種を飛ばす時に竹とんぼの如くくるくる回りながら、風を上手くとらえて長距離飛行をするのだそうですよ。
葉っぱはハートの形をしています。
fairyのコスチューム、ほんとに可愛いの。
バルーンタイプのミニスカートに、裾からのぞくおしべ飾り。
まぁるいボンボンがついた靴もステキ。
葉柄を軽く結えただけの帽子もよく似合っているわよね。
poemの最後は
So bees! bees! come while you may!
さぁ、さぁ、みつばちさん!
来られるうちに来てね!
来られるうちに来てね!
…ライムフラワーはすぐに散ってしまうからね、甘いご馳走にありつけるのはほんの短い時。
ほらほら、何回も何回でもいらっしゃいね。
なんて優しい…ライムツリーfairyちゃんがそっと伸ばした手の先には、みつばちがいますよ。
poemを読んでからイラストを見て…
初めて、みつばちの存在に気づきました。