
book
the willow-catkin fairy
シシリーによると猫柳のことを『Palm/ パーム』と呼ぶらしい。
パームってヤシの木の?
palmで英単語検索しても『ヤシの木』以外には『手のひら』なんてのもあるけど、赤ちゃんの足の小指くらいにしか思えない。
『ヤシの木』と『ネコヤナギ』の接点がまるでわからない。
ではでは、wiki English いってみましょう‼︎
『willow catkin』で検索
おっ、『Palm Sunday』って出てきましたよ。
Palm Sunday :
イースターの前の日曜日にあたるキリスト教の祝日
なるほどなるほど、それでわかりました。
poemは、そのパームサンデーやイースターに飾るネコヤナギのお話なのですね。
聖なるお祭り/a Holy Feast
キリストの復活を祝うお祭りに使うのだというけれど、その為に、ちぃちゃな妖精ちゃんが泣いてしまうようなことはしないで欲しいという
『シシリーの願い』
が込められているのですね。
一本ならいいのよ、たくさんはやめてね。あと、それから、優しくね。
追記 : 2025.01.11
昨日、渋谷ヒカリエの映像の『永遠のミュシャ』展へ行ってきました。
実は、2024.11.08に府中市美術館で『アルフォンス•ミュシャ ふたつの世界』展へ行っていました。
ミュシャが一躍有名になったのは、大女優サラ•ベルナールの舞台演劇『GISMONDA/ ジスモンダ』用のポスターから。
ミュシャ伝説の始まりですからね、どちらのミュシャ展でも見られましたよ。
迫力があって、気品があって、繊細で大胆で。
今、もし街なかでこのポスターが目の前に出てきたら、よくわからないけどその劇場へ入っちゃうな。
二つのミュシャ展の間に、私はこの『猫柳』の記事を書きました。
『palm』という単語に引っかかって、キリスト教の祭日『Palm Sunday』を知りました。
渋谷のミュシャ展で『ジスモンダ』のポスターは、日本語では『シュロの日曜日』といわれる場面を描いたものだと聴いて(NHK2024 大河ドラマ 光る君へ 一条天皇 がナビゲーター)…
ビリビリ痺れました‼︎
猫柳で調べたら事と、今日見た『絵』が繋がったのでした。
ジスモンダが手に持っている植物はpalmなのです‼︎

府中で見た私の持ってる情報が乏しい時の『ジスモンダ』と
渋谷で見た何かしらの情報を持って見た『ジスモンダ』では、
感動の仕方がまた違うのでした‼︎
シュロ : 日本のヤシ科の植物
聖書を翻訳する時、当時の日本人に馴染みのある植物をあてがったのでしょうね。
本当は、ナツメヤシなのです。
ナツメヤシが育たない他の国々でも、地域の小枝や、ヤツメヤシの代わりに作ったものを使ってキリストの『イスラエル入場の日』をお祝いしています。
ナツメヤシはメソポタミア文明、エジプト文明で栽培が確認されてきます。(紀元前6000年)
実(デーツ)、葉、木、全てがスーパー凄いナツメヤシ。
多くの宗教、文化、芸術に影響しています。
その影響は日本の正倉院宝物にまで達しています。
ナツメヤシの文様、パルメット文。
…みなさんも何処かできっと見た事ありますよ‼︎
面白そう。調べてみましょう。
⬇︎追記 : 2025.04.06


ナツメヤシは雌雄異株。
この木がどちらかは私にはわからない。
よくよく調べたら、『カナリーヤシ/フェニックス』というナツメヤシと外見では見分けが付きにくいヤシがいるみたい。
実がデーツのように食用にする程美味しくはないようです。


