
池の奥に見えるのは豪華に咲き誇るdog-wood/ミズキです。
アイリス/ Iris
この『似たお花』たち。
お友だちと散策していても
『カキツバタ か アヤメ か ハナショウブ のどれか』
と毎回答えてしまいますので、ここらで決着をつけましょう。
キジカクシ目 アヤメ科 アヤメ属
種 | 生息地 | |
杜若 | カキツバタ | 湿地、水の中 |
花菖蒲 | ハナショウブ(変種) | 水はけよく水好き |
菖蒲/文目/綾目 | アヤメ | 草地 |
黄菖蒲 | キショウブ | 湿地、沼地 |
※菖蒲 | ショウブ | 川、池 |
◉カキツバタ
紫色の花びらで根元の白い線がチャームポイント


ほんとね、白いスッキリした筋が美しい



◉ハナショウブ
花びらの根元の黄色い筋が目印

◉アヤメ
花びらの根元の網目模様がチャームポイント




◉黄菖蒲
シシリーflowerは日本では 黄菖蒲/キショウブ と言われ、綺麗な黄色が日本にはないアイリスだったので各地で愛されました。
ただ現在、在来種を脅かす存在に。


◉※ショウブ目 ショウブ属の 菖蒲(ショウブ)はアイリス一族ではありません。⬇︎


どんどん丈が伸びます。


◉特別エントリー



book
the iris fairy
ギリシャ神話 虹の女神 Iris(イリス)が由来
All the water-world I see,
And my own face smiles at me!
私は水の世界の全てが見えます
そして私に私の顔が微笑みかけるのよ!
清らかで穏やかな小川で咲いているアイリスの上から自分の笑顔を覗き込んでいるところかしらね。
おそらく水面が鏡の如く澄み切っていて、そしてfairyの落ち着いた表情。
『明鏡止水』を表した一枚ね。
スカートを前をそっと押さえる手に気品がありますね。

風がなく水面が動かないおかげで、水に映るアイリスが綺麗に撮れました。
メモ :
⚫︎明鏡止水/ 何の邪念もなく、静かに落ち着き澄み切っている心の状態(wikitionary)
『明鏡止水』の書が、主人とよく行く元フレンチシェフの絶品炭火焼き鳥のお店の壁に飾ってあるのです。
⚫︎water-lily/ 睡蓮/ スイレン

⚫︎lotus/ 蓮/ ハス

ニオイイリス
ありがとシシリー『シャイツァー』
百合の紋章/フルール•ド•リス/ fleur-de-lis
を調べていた時、
日本では『百合の紋章』とよばれているこの花のモチーフが
『lily/ユリ』なのか
『iris/アイリス』なのかで
『iris/アイリスである』と決着がついたとの記事を見ました。
そしてその『iris』はニオイイリスなのだと。



ニオイイリスの天然香料は、最も高価な天然香料の一つなのだとか。
それは『ビビる』ほどだと香水業界のかたの記事にありました。
どんなにステキな香りがするのでしょうね‼︎
でも、『花』ではなく『根』からつくられるです。
あっ、花もとても良い香りなのだそうですよ。
私はお花が遠くてまだ香りを嗅げていません。
花壇の一番手前で咲いてくれたら是非香りを体験したいです。